2.《ネタバレ》 私が行くレンタルショップにはこの映画は3本しか置いてなく、借りよう借りようと思いながらもいつもレンタル済でした。で昨日、ようやく発見した一本を借りて楽しみに持ち帰ったのですが・・・、失敗でした。あまりに退屈な内容に、何回一時停止して横に置いてあった『はじめの一歩』を読んでしまったことか。
新聞部に所属する冴えない幽霊?部員のファンク君。作中ではほぼファンキー君。この重みもクソもない彼が主役ということで早くも興ざめ。個人的にマスコミが嫌いというのもかなり影響しますが、人を陥れるような内容の記事を裏付けもせずに載せるなっての!!そうやって人ひとり破滅させておいて、後々になって陥れた生徒会長の名誉回復のために奔走。なら最初っからやるな。一応答案泥棒の真犯人を突き止めるために話は進んでいきますが、観賞側には進行がゆるすぎる。どこまでいってものらりくらりした流れにイライラしたり。
誰が答案を盗んだかとか、それを利用して犯人が薬を売りさばいてたとか、極端な話どうでもいい。
要はそれらを通じて作中のキャラ達がどれだけ成長したのかとかそういうところがやはり面白いんだと思う。しかし自分でばら撒いたゴミを自分で回収するかのようなこのストーリーにはほとんど魅力を見出せませんでした。残念。