1.《ネタバレ》 実質的ライバルはただの一チーム。
そもそも何チームが出場していて、どれだけの難関コンテストなのやら。
リーダー、異性、父親との確執・和解の薄っぺらいドラマも
ただただ尺伸ばしにとってつけたよう。
『友情・努力・勝利』なる、漫画誌の三原則を映画に当てはめるのもなんだが、
友情も努力もない、アカペラパフォーマンスそれだけというこの映画のドラマは実に貧相だ。
その肝心のステージシーンのショット構成もただせわしない。
後ろから前から、下手なアクション映画のように目まぐるしくポジションを変えまくる。
歌唱と身体パフォーマンスの映画で、バストショットばかりというのも致命的欠陥だろう。