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アンダーカレント

[アンダーカレント]
Undercurrent
2023年上映時間:143分
平均点:5.67 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
公開開始日(2023-10-06)
ドラマミステリー漫画の映画化
新規登録(2023-10-02)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2023-11-29)【にじばぶ】さん
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監督今泉力哉
キャスト真木よう子(女優)関口かなえ
井浦新(男優)堀隆之
リリー・フランキー(男優)山崎道夫
永山瑛太(男優)関口悟
江口のりこ(女優)菅野よう子
中村久美(女優)木島敏
内田理央(女優)藤川美奈
康すおん(男優)田島三郎
脚本澤井香織
今泉力哉
音楽細野晴臣
撮影岩永洋
配給KADOKAWA
照明岩永洋
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1.《ネタバレ》 原作に丸乗っかりの製作委員会方式で、監督以下全員が原作を理解しようとしなかった結果出来上がる典型的駄作。

分かりやすいのは、脚本と脚色について:原作のほぼコピペで時間を短縮する意図もないのに、重要な場面がカットされているところ。重油のバーナーをもらいに行く帰途、原作では林の中に主人公が水面を見つけ、車をとめて水面を見つめるうちに何かがよみがえってくる場面が描かれている。この場面が重要な伏線になっているにもかかわらず、映画ではカットされている。

冒頭に銭湯の湯船に主人公自らが頭からつかる場面。原作では上半身だけが沈み脚は残っているところが、現在の主人公のメンタリティの重要な暗示になっているにもかかわらず、映画では水に全身がもぐってしまう絵をとっている。
ビル・エヴァンス&ジム・ホールのアルバムに影響されたのかもしれぬが、ちゃんと原作を読みこんでいれば、こんな絵を撮るはずがない。

俳優陣も、自分が演じている人物の内面をまったく理解できていないまま演じるから、単にぼーっと薄暗く演じているようにしかみえない。
こんな映画ばかりみせられる我々は本当に気の毒だ。

2023/12/24追記
ビル・エヴァンス&ジム・ホールのアルバムのジャケットは、もともとトニー・フリッセルという写真家がウィーキ・ワチーというフロリダ州の都市での名物である水中ダンスのワン・シーンなのだそうです(ほかにもクラシック等でジャケットでいくつか使われているそうです)。だとすれば、ますます、原作のアンダーカレントは、本来のアンダーカレントの意味に寄り添った内容なわけで、やはり完全い体を沈めていないところがポイントであると思います。
みんな嫌いさん [映画館(邦画)] 3点(2023-10-12 20:26:20)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 5.67点
000.00%
100.00%
200.00%
3133.33%
400.00%
500.00%
600.00%
7266.67%
800.00%
900.00%
1000.00%

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