1.韓国のお家芸となりつつあるお涙頂戴モノですが、これまた韓国のお家芸となりつつあるリアリティの無さのお陰で、とても感情移入できる作品にはなってません。この夫婦の暮らしは例によって古臭い少女マンガの世界。日本では一昔以上前に廃れた、生活感の無い分不相応な生活設定。クサいばかりで感動とは程遠い過剰な子供部屋の装飾。こんなママゴトみたいな演出では、いくら悲劇的な展開に持って行こうと泣くに泣けません。妻の方の「決断」も、有耶無耶なまま誤魔化してしまった感じ。時代性を感じさせるテーマだっただけに非常に残念に思います、3点献上。