1.《ネタバレ》 田中麗奈主演、三人の監督によるオムニバス。
①「チャーシュー麺」本田昌広監督。
昭和30年代のラーメン屋で働く少女が組長を撃ったチンピラ少年に抱く淡い恋心。
②「波」鋤田正義監督。
昭和50年代、海沿いの小学校の先生が主人公。
動画ではなく写真のスライドショーのよう。
ナレーションだけで物語は静かに進行するので、どうしても単調に感じる。
③「テンカウント」長澤雅彦監督。
主人公は今どきの女子大生。
三話の中では一番よかった。
ただ、網膜剥離のボクサーが主人公に急に優しくなったのは、別人格かと思うほど不自然。
全般的には映画というより田中麗奈のPVのようで、ファンなら堪能できる内容。
好きになる気持ちの揺らぎは女性なら共感しやすいかも。