2.《ネタバレ》 前半は良かった。演出も悪くない。
中盤もホラー映画らしくて、悪くない。
だが、後半が駄目。
最悪。
色々あるが、色々あるのに(良いところが)何もない。
全体が20分なら、全てが見世物でもいい。
だが90分なら、ラストに解放して欲しかった。
この映画にだって脚本があるだろう。
だが、ないのと一緒。思いついたシーンを並べただけの映画の印象。
「一部の客が喜べばOK」という映画は嫌いなので、高評価はできない。
前半のシリアルキラーのところは、個人的に良かったが。
さて、主人公はラストで延々と逃げる女性かもしれない。
最初から最後まで馬鹿女だったが、馬鹿が主人公の映画は観たくない。
78分まで、じっくり観た。
だがもう期待できないと判断して、ラスト10分は早送り。
案の定、何もなかった。
「助かった?」と思わせて、最悪の結末。
こんな映画は観たくない。
『悪魔のいけにえ』を再見する方がいい。
この映画は『悪魔のいけにえ』を真似ただけの映画じゃあないが、映画としては粗悪品。カタルシスがゼロだから。