1.《ネタバレ》 元々こんな映画、観ようとも思っていなかったし、そもそも存在自体も知らなかったし…。偶々店頭で目に止まって手に取ったのは神の啓示なのか、運命のいたずらなのか、こういうのを魔が差したようにレンタルしてしまうことが時々あります。得てして9割方はハズレなのですが、残り1割の中に大当たりが混じっていたりするので、ついついこの衝動買い(借り?)はやめられないわけです。で、本作は、ハズレでした。いや、観る前の心づもりが出来ていなかったんです。途中までは、サスペンス映画だと思っていました。最初は仲良しグループだった女性達が、落盤事故をきっかけに次第に本性をあらわにして争いを始め、やがて殺し合いにまで発展するというような…。確か、パッケージの裏側にもそんなようなことが書かれていたような気がします。だからこそ「あ、面白そうじゃないか」と思ったわけで。それが、あの訳の分かんないモンスターが出てきた瞬間、映画の中の彼女ら以上に僕の方が叫んじゃいました。「マジかよ!ホラーかよ!」と。なので、最後まで「騙された」意識が邪魔をしてしまったせいで、楽しめなかった次第です(因みに私はホラーも好きです)。いや、ホラーだと知ってて観たとしても、やっぱダメだったかも(笑)。