1.《ネタバレ》 別に悪人が主人公だから×とかって、そんな頭の固い人間じゃないんですが(ゴッドファーザー三部作、俺たちに明日はない スティング 全て個人的なベストテンに入ってます)、薬物の売人だけは駄目ですね。特に、この作品の主人公のように世の中にかなり害悪を垂れ流しながら、そのことを全く意識せず、自分が賢くてスマートな生き方をしてると誇ってるとか,もう最悪、冒頭から感情移入の余地0です。
確かに展開とかは面白くなかったといえば嘘になりますが、全く感情移入がない以上、
主人公が生きようが死のうがピンチに陥ろうが、「どうでもいいよ、勝手に死んで」感が強杉で、楽しめる余地は全くありませんでした。
麻薬の描写の軽さ、扱う人間のスタイリッシュな描き方等、どれほど欧米社会で薬物汚染が進んで、軽い存在になってしまってるかよく理解できる映画ではありますが。