1.ジャン=ポール・ベルモンドを見てみようと思い立っての鑑賞。再評価されているみたいですし。確かに、色気のある俳優だとは思います。でも。この作品は、彼がどんなにかっこつけても、世の中がそれを受け入れていた頃のものではないでしょうか。例えば、「太陽を盗んだ男」のころの沢田研二というか、「傷だらけの天使(テレビドラマだけど)」のころの萩原健一というか。だから、そういった気持ちの共有のない、21世紀の日本の初老のワタシにとっては、おもしろくはなかったかなあ。何見たらいいんだろうなあ、ジャン=ポール・ベルモンド。