7.《ネタバレ》 前作ラストの直後、博士とSWATがある作戦を遂行するため件のアパートに潜入する、という設定。
恐らく前作が面白かったから本作を手に取った人が多いであろうはずなのに、この低評価……お察しである。
悪魔憑きは悪魔憑きでも良いのだが、超能力的なシーンが多過ぎてリアリティはあまり感じない。
SWATもちょっとしたことですぐに取り乱し、挙げ句の果てに自殺する。
常軌を逸しているとは言え人間を相手にしているわけだし、そんなに怖がるのはさすがに不自然だ。
フェイク・ドキュメンタリーなのにリアリティがない、というのはこれはもう大変な失敗である。
絶対に面白くできたはずなのに……と悔しい気持ちが拭えないが、これも現実と受け入れるしかないだろう。
アンヘラが生きていたことが分かっただけ、救われた思いだ。