1.この監督さんの「しあわせのパン」と同じく北海道を舞台にしたのどかな人間模様が織りなす独特の世界観。
本作と「しあわせのパン」を比較すると、徹底的にゆる~くコメディタッチにまとめた「しあわせのパン」の方がまだいいと思う。
本作の場合は微妙に重くシリアスな内容を盛り込みましたが、
これも登場人物の過去と今などが仕込み不足のせいもあり、
特にエリカが去った後半は退屈に感じられました。
現実味の薄いゆる~い人々が織りなすゆる~い世界観の映画は僕は嫌いではないので、
本作も大泉洋が主演なんだから、もっとコメディタッチでゆる~い映画にしてしまった方が良かったかな。
ほぼ2時間の上映時間がとても長く感じられました。