1.《ネタバレ》 想像していたよりも雑な映画だった。まるで思いつきだけで映画化したような作品だ。
予告編で見た時にレトロゲームが街を大暴れする絵はちょっと面白そうとは思いながらも、一方で「でも体を使って戦うならゲーマーである必然性が無いよなあ」とも思った。結局見終わった後もその印象が覆ることはなかった。ストーリーはオタクをヒーローにする方向に動いているのに映画自体がそれを構築できていなくてチグハグだ。戦争がまだ終わっていないのに祝勝会をしたりとテンポがいまいち良くないのも気になった。
レトロゲームを題材にするのは悪くないと思う。が、お気楽に笑って見ていられるレベルくらいにはしてほしかった。