1.《ネタバレ》 町の住民が徐々に外見は同じなんだけど、中身が別な生命体に入れ替わってるって恐怖を描いた作品。ボディスナッチャーとかそーゆうたぐいの映画。ただし、この映画、全編、POV方式で撮られております。でも普通、POVなら、劇中の誰かがビデオカメラとかで撮ってるってテイになるんだけど、この映画は、誰も撮ってなくて、映画としてのカメラをPOV的にしていて、これは恐らく、臨場感をあげるためだったり、低予算をうまくごまかしたりするためだと思われますが、僕的には、この撮り方は、全然ダメでした。劇中の誰かのカメラなら、素直にノレるんだけど、そーじゃないから、単に観にくい映画ってゆーか、ストレスがたまります。そのPOVの撮り方も普通より、へたくそで、前半はキャラの顔や何かのアップばっかで、アクションなどの激しいシーンは、もう放送事故レベルでメチャクチャ。何も撮ってないと同じレベル。僕ら、観客は声を聞いてるだけ。一応、高速で近づいてくるとか、車に顔をビタッとくっつけるとか、腕をまるのみしてるとか、怖い映像もあることにはあるんだけど、映画全体の尺からは圧倒的に少なく、それだけのために、真っ黒な映像をしばらく見なきゃって、苦痛です。わずかな怖い映像だけに3点かな。