1.《ネタバレ》 アニメシリーズは好きで観ていましたが、実写は実写として別物として結構予告から期待してました。〇〇が☓☓に似ていないとか、そんなことは気にはならなかったんですが、どーやら映画制作側と僕とでは、攻殻に感じる面白さのベクトルが全然違うんだなーと感じました。確かに映像は良かったです。ただ、ストーリーが全然、面白くない。僕が攻殻に期待する面白さってのは、ストーリーなんです。不気味な事件、意外な真相、それらが、本当に近未来にありそうなリアルさとうまくマッチして、謎を追うワクワク感につながってる。でも、この映画の製作側は、攻殻の設定とか世界観に面白さを感じてるみたいで、だから、最初の襲撃事件後は、映画のお話に対する興味がドンドン薄れていき、ま、予想通りのお話でした。これなら、元のストーリーをそのままやったほうが良かったんじゃないかなー。でも恐らく、この監督さんと僕の相性が悪いのかもしれませんが、なんか全然、映画にのれなかったんすよねー。ビジュアルだけで退屈感を紛らわした感じでした。ちなみに吹替えはもちろんオリジナルそのまんまのキャストなんで(ビートたけし以外)、キャラの違和感はあんま感じなかったかなー。