1.《ネタバレ》 ヒロインの先輩パイロットに、「君は女だ、パイロットじゃない」は禁句。
言ったらオシマイの地雷ワード。 男の俺でもドン引きした。 しかし、それほど怒らない女。
さすが男尊女卑のロシア。
火山島からの脱出。溶岩に飲まれるクルマから脱出して困窮後、しかたなく空港まで歩く展開?
流れる溶岩に囲まれつつあるのに、走るのではなく、避難民と歩いて行くの?
で、歩くシーンは無しで、空港に到着のシーンへ・・(笑
給水塔が倒れれば滑走路の火災が鎮火して離陸が可能のシーン。 倒れるまでのシーンは長いが
倒れて火が消えるシーンは無し。 離陸成功のシーンへジャンプ。 出来が悪くてカットか?
出火警報してたエンジンが、その後復活して警報が消え、飛び続けるシーン。 都合良すぎ。
そんだけ丈夫ならたかがバードストライクでエンジン死亡とかも無くなる事に。
あと20分で燃料切れの飛行中の貨物機から、ワイヤーとカーゴで大量の避難民を後方旅客機へ
人力で移動。カーゴ1回ですら時間的に無理だし、片肺飛行で不安定なのにそんな神経使う飛び方
出来るわけない。このシーンはもう無理難題の最高峰だが、問題の解決のシーンは殆ど映像に
なっていない。 わーわーキャーキャー言ってるだけで操縦士までもが綱渡り成功した事になってる。
ここまで弱音一つ吐かず、クールに島民を連れて逃げてきたのに、ラストの着陸の時だけ
上司や先輩に対し、急に不安と自信消失を訴えるとか、どんな台本やねん。(笑
いろいろ馬鹿丸出しの映画でしたが、着陸成功のシーンで、管制塔の職員達のため息と沈黙は
ロシアらしくていい。 アホなハリウッド映画なら抱き合って絶叫しちまうトコ。
映画の脚本は大事ですよ。絶対不可能なエピソードはボツにしないと、リアリティ無くなって
もう入り込めなくなる。 それをどんな大金掛けて映像作っても子供のアニメでしかなくなる。
久々に大笑いしました。 もしかしてコメディだったの?