1.《ネタバレ》 日本人にミュージカルは受け入れ難いということを前提としつつ、「シャル・ウィ・ダンス」で周防監督が社交ダンスをモチーフに成し遂げたように、本作は、ミュージカル、どうしても恥ずかしいけど、なんかいいじゃんっていうところに落ち着く映画かと、自分勝手に思っていました。だから、肩透かしはこっちが悪いんだとも思いますが、途中からミュージカル要素を捨てていますよね。その設定でつづけると、時間かかってしょうがないから、ロードムービーに切り替えたんじゃないか?と勘ぐってしまいます。そんな中、好きなシーンは「年下の男の子」。大事なシーンとも思えないんですが、なんか演者がとっても楽しそうだったんだもんで。