1.《ネタバレ》 摂食障害に苦しむ少女たちが、型破りな精神科医が営むグループセラピーを通して徐々に立ち直ってゆく姿を淡々と描いたヒューマン・ドラマ。キアヌ・リーヴスがそんな破天荒な精神科医を演じているということで今回鑑賞してみましたが、正直、さっぱり面白くなかったです。とにかく脚本がゆるゆる過ぎます!!最後までダラダラダラダラどうでもいい話が延々と繰り返され、僕はもう退屈で退屈で眠気が止まりませんでした。拒食症の実態も上辺をなぞってるだけの薄っぺらい代物。僕が昔読んだ摂食障害をテーマにした本によると、ある拒食症患者は買い込んできた大量の食糧を夜中中食べては吐き食べては吐きを繰り返すことを止められないそうなのですが、ここにはその悲惨な現実の片鱗すらありません。もう、終始、キレイごと。それにこの少女たちのグループホームに一人だけ少年が混ざっているのもなんか不自然で、これって無理やりラブストーリーの要素を入れたかっただけちゃうんって思っちゃいました。んで、最後はお母さんの腕の中で赤ちゃんごっこしたら、過去の確執も無事解決ってあまりにも浅はか過ぎるっしょ!主役を演じたリリー・コリンズのもはや本当の病人にしか見えないメンヘラ女子っぷりに+1点!