1. フェイ・ダナウェイというと「俺たちに明日はない」や「華麗なる賭け」を思い出すが、それほど綺麗な女優とは思わなかった。
本作はそのフェイを最大限に美しく撮った作品だと思う。
例えれば、ジェーン・フォンダの「バーバレラ」みたいなものだ。
内容はいかにもこの時代のフランス映画っぽい、じれったさと煮え切らないストーリー展開で、90分程度で終わってくれたのが唯一の救いだ。
ベッドの上で丸まって横たわる時の脚線美やセミヌードで下着の後ろ姿を見せるフェイの姿だけが、この映画を抹殺できない理由だと思う。
BSで観賞した限り映像は美しかった。