9.《ネタバレ》 ギャグが無いオーソドックスな対テロリストのアクション映画ということで、手堅さはあるものの少し物足りなさを感じる。
シュワルツェネッガーなんだから、きっとメチャクチャやってくれると期待して観ていると肩透かしを食うのだ。
この内容なら、シュワルツェネッガーを起用するまでもなかったと思われる。
9.11テロのせいで公開時期も見送られ、内容の変更も余儀なくされたという。としても、話の展開はあまり巧いとはいえない。
テロ広報の特徴的な仕草は映画の流れを形成するためのシグナルであるが、あまりにあざとすぎてドッチラケだ。どんな馬鹿でもわかるようなヒントではいけない。
物足りない上に巧くない。そしてミスキャスト。とても高評価は与えられない。