1.《ネタバレ》 学芸会並みの演技力を発揮する役者が続出して、のっけからすさまじいB級臭がプンプン漂う。
裸の男女がいっぱい出てきて奇妙な動きをするさまは、なんちゃって寺山修司の世界のよう。
宮崎勤や林眞須美をモデルとした人物も出てくるが、メインでなぞっているのはオウムの事件。
凶悪犯が地獄で責め苦を負う姿は、一種のカタルシスがある。
それにしても、セット、特殊効果、演技、演出と、どれをとっても極めてチープなのは狙いなのかマジなのか?
エンドクレジットの一シーンで、字が斜めに映っていたのには失笑。
それを修正もしなかった雑さがすべてを象徴していた。
マジだったのかよ、これ…。