1.《ネタバレ》 いやあ~これはすごいものを見せてもらいましたってな感じです。
子供のころに見た「オズの魔法使い」が・・ああ観るんじゃなかった。
・・とまではいきませんが、ドロシーが・・フツー少女でしょう?
歌がうまくてもダイアナ・ロスはまずいんじゃあ・・
「グリース」のオリビア・ニュートン・ジョンよりまだ無理がある。
もともと私はミュージカルが苦手で見ないんですが、
ミュージカルの中でもファンタジーは大丈夫なんです。
機会があれば「ピーターパン」とか観てみたいと思ってるし。
そう、子供むけのならばミュージカルは大丈夫。
そしてもしかしたらば、歌劇も大丈夫かもしれない。
オペラはお芝居として観られるから。
現代ものに歌のセリフがつくと退いてしまうのです。
このオズの魔法使いは、不思議の国のアリスっぽい冒険ファンタジーで大好き。
シドニー・ルメットの作品を全作見てみようと思い、わかってはいたけどしぶしぶ観ることに・・
やはりルメットのカラーの娯楽作は観る領域ではなかった・・
これ、でも配役をどうにかしたら楽しいのですが。
セットや色使いがもうもろ舞台って感じの野外なんで、
これはなかなかいい感じだと思いました。
歌も総黒人のもう上手すぎる人たちが歌ってて豪華です。
てことは、やはり30半ばのダイアナ・ロスに少女の格好というのが、
大人の私から見ても怖かったのです。