4.子供向けの映画は多々あれど、本シリーズはある意味新鮮なまでの「お子様ランチ」映画。わざわざコメントするのも野暮だが、子供がいるわけでもなしに全体に渡るオーバーな表現を2時間近く見させられるのは正直疲れる。おまけにラストのバカバカしさは前作以上。ハリーハウゼンのオマージュと見て取れるストップモーションも、ロドリゲスが撮ると制作費削減のあざとさが見えて思いっきり興ざめ。あ、ビル・パクストンが出てる。エミリー・オスメントって兄にそっくりだなぁ、って言うか、それだけしか見所の無い映画だった。しかし、ロドリゲス監督がハードボイルド映画「シン・シティ」を撮った今となっては本シリーズもその対極点にある作品としてみておくのもいいかも・・・そんなわけないか。