2.《ネタバレ》 小学生だった公開当時、お正月に同級生のみかちゃんと初めて保護者同伴なしで観た作品です。何だか大人になったような晴れがましい気分だったなあ。009が003やタマラと抱き合うシーンは非常にドキドキときめいたものです。
が、30年振り(!!年とるワケだ…)の再見で、低年齢層向けという印象が拭えません。うーん、余りに不自然な仕草や(特に003)間の取り方、テンポの悪さや画自体に余白、空白が多い事がやたらと目につくんですよね。同時代のガンダムや999、宮崎作品は今観ても十二分に鑑賞に堪え得るどころか、相変わらず感動を与えてくれてるんだけどなあ…。006と007のお笑いコンビによる笑えない無駄なやり取りは雑音でしかなく、マイナスにしか作用してないし。制作陣のギャグセンスのなさを自覚して欲しかった。タマラの声はおばさん過ぎちゃって、全くツヤがなく悲しいです。ガッコの先生みたい。主題歌は好きです。いいなあ。