1.クルマにステッカー貼ってウットリしてる走り屋という人種が苦手で、こういうレース漫画、正直シンドイんだよなぁと思って観てましたが、そういうセンスの無いナルシズム的な何かを持たない主人公や、臨場感溢れるレースシーンが好印象。が、やっぱりTVシリーズを観ていなきゃついていけない業界の不親切さが、この手のアニメ作品の致命的な難しさ。そのへんの問題点をフォローするわけでもなく「お得意様専用作品」に成り下がっているところが凡庸。折角レースシーンは格好イイのに。そして終始に流れる拷問のような薄っぺらで偏差値低めのユーロ・ミュージックがキツイ。こんな産廃みたいな三文ユーロ(というか私、ユーロミュージック自体苦手なんですけど)が、以外にハマッてるハイセンスな映像というのも、不憫。