1.《ネタバレ》 うおぉ!つまらん。ド直球のつまらなさ。
まさに学園祭出品レベルの自主作品といった感じです。
役者もちょっと下手な感じがします。
タイトルから想像した通りのつまらなさです。
いや、タイトルからは「黒髪を垂らした不気味な色白の幽霊が出てくる(Jホラーの典型ですかね)」と想像される方も多いのでしょう(いや、無名な作品なのでJホラー棚を漁っているマニア人以外は想像するキッカケすらなかったでしょう)。
しかしこの作品は幽霊というよりも、現代ヤンガーの心の闇を描いているような感じがします。
友人が次々に自殺してゆくという、そういった鬱な恐怖なのです。
しかしこれはB級Jホラーのもう一つの典型といった感じもします。
いや、僕はJホラーなんてめったに見ませんが、これと似たような内容の物を3つばかり見たことがあるからです。
登場人物は大学生なので、将来の不安が表れているのかもしれません。いや、それは無理なこじつけでした。
映像が意図的に色彩を変えてあって、その意図が分からんし、成功しているとも分からないし、変なマジックやる人が出てくるし、
犯人の腕にピストルの弾が命中するところで笑っちゃうし、
いろいろとダメです。
それに糞つまらないのに物語に続きがありそうな演出も見過ごすことはできません。
蒼井優さんもマギー司郎さんも、こんな映画でよく頑張りました!
いや、蒼井優さんはこういう映画でも頑張ったからこそ、今の素晴らしい彼女がいるのでしょう。きっとそうです。