5.《ネタバレ》 だーまーさーれーたー(苦笑)
「SAW」のようなパッケに興味をそそるキャッチコピーと、期待に胸を膨らませレンタルしてきましたが・・・。
「なんじゃこれ、画面がフルじゃないぞ」「ありゃ、5.1chじゃないのか」といきなり軽いジャブを食らい、ミョ~に明るいオープニング曲で心に暗雲が立ち込め始め、分りやすいキャラ立ちの若人5人に山奥の使われていない山荘とくれば「チェーンソーを持ったマスク男が出てきそう」等と軽口の一つも呟きながら物語を進めてみると、出てきましたよ、死体が3体!
・・・ハイ、振り返ってみればココが一番の山場でした。
その後は、ご都合主義の展開にとってつけた様な兄弟愛と、こちらの気分は低下する一方。
おそらく緻密に一つ一つのピース(事実)を繋ぎ合わせていくサスペンスをイメージして【パズラー】という題になったのでしょうが、序盤の死体3人の謎解きと宝石の場所当てを『あっさり』と解いてしまうと、どう多く見積もっても4ピース程しかないパズルは早々と完成してしまい、しかも完成したパズル(?)は伏線どころか最後までほったらかしと言うのはコラもう詐欺に近いです。
それでも最後まで見続けたのは、ヒロインである姉さんが非常に「好みだったから」という大きな声では言えない様な理由から。
「こうなったら、おねーチャンでも脱がへんかな」いう淡く邪でヤケクソな願いは最後まで叶えられる事はなく、残念ながらこの映画は何一つ僕の期待には応えてはくれませんでした。