7.この監督は結局、Aサインと月は~だけではないでしょうか?カムイというのは、現在では取扱いにくい(被差別)内容と、この監督が撮るということで、かなり期待値は高かったと思います。残念ながら、撮影技法、ストーリー展開、キャスト、すべてにおいて失敗しています。そもそも、作品の中で語らず、いちいち解説が入るような作品でこれまで面白かったものを見たことがありません。演技でかたらずして、いちいち丁寧に解説が必要あたり(既に序盤から)怪しい展開でした。マツケンに関しては、ちょっと持ち上げ過ぎではないですか?事務所のゴリ押しにしか思えません。ぼそぼそと字幕が必要なしゃべり方、演技も決してうまくはないし、まったく表現者としての魅力を感じません。 【たかちゃん】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2011-10-09 19:46:18) |
6.いろいろあったのに良く完成させたのは凄いことだと想います。VFXのショボさは詐欺にあったかの何か理由があったんだろうと目をつぶって脳内補完してもこの点数になってしまいます。監督は評論家にケチを付ける前に、客観的に映画を見たほうがいいです。我が子が可愛いのはわかりますが…人気漫画や小説を映画化してファンを納得させるのはハードルが高いのですから 【マーガレット81】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2011-05-18 23:30:59) |
5.《ネタバレ》 アクションシーンではただ飛んだり跳ねたりしているだけで見ていて退屈で、とくにいちばん盛り上がるであろうクライマックスの不動(伊藤英明)との対決シーンが躍動感と臨場感がなく、サメとかも一発でそれと分かるCGで幻滅。人間ドラマに至ってもいくらでも深みが出せそうなものを浅いままなので、登場人物にほとんど感情移入が出来ず、これも退屈。崔洋一監督の演出もやっつけ仕事にしか思えず、見ていて完全に頼まれ仕事だと分かるほどにやる気が感じられない。主演の松山ケンイチは「デスノート」のL役を見て演技が出来る俳優だと思ったが、この映画では役に合ってないのかイマイチな感じだし、スガルを演じる小雪も過去を背負って生きる宿命づけられた抜け忍という感じがしなく、(そもそも冒頭のシーンから忍者という感じもあまりしない。)この二人ははっきり言ってミスキャスト。ほかにも佐藤浩市はなんか勿体無い感じで、土屋アンナ(中島哲也監督の映画以外で見るのはコレが初めて。)はいてもいなくてもいいような役だし。全体的にもうちょっと工夫があれば、少しはマシな映画になったのではとも思うけど、はっきり言って大味な駄作時代劇以外の何者でもない。冒頭に漫画の原画を出したのは「愛のコリーダ」や「御法度」で崔監督と付き合いのある大島渚監督の「忍者武芸帳」(本作と同じ白土三平原作。)へのオマージュかと思ったが、どうせならあの映画のように全編を漫画の原画で通したほうが面白かったのではないかと冗談半分ながら思ってしまった。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 3点(2011-03-15 16:02:11) |
4.しょぼいワイヤーアクションやCGは、B級映画丸出しになるのでやめた方が良いんじゃないか・・・ ついでに言えば、スローモーションの多用もね。 例え、アクションがしょぼくてもストーリーに魅力があれば救いになるが、こちらも継ぎ接ぎだらけで、グダグダだ・・・ ついでに言えば、母として忍びとして強い女性であるはずのスガルを小雪が演じるのは無理があるだろう。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 3点(2010-12-03 19:59:38) |
3.予備知識として原作漫画を読んで鑑賞に行きました。小雪さんは完全にミスキャストですね。必死に生きるための執念や敏捷性を彼女に求めるのは無理でしょう。 宮藤官九郎の脚本でぬるい映画となっています。 【くだごんべ】さん [映画館(邦画)] 3点(2009-10-30 10:58:41) |
2.原作既読。カムイの説明のような序盤はアッチ行ったりコッチ行ったり過去に行ったり主観が変わったりで、編集やカット割りが物凄く悪いため観ていて疲れましたね。島に行った辺りからようやく落ち着いて話が進んでいきますが、今度はキャラクターが何をしたいのか、後々「あ~そうだったのか」と思わせる行動原理がさっぱり無く説明もないのでワケがわからない。あと数カットでも入れておけ、と思われるシーンが多かったな。馬の脚の秘密とかね。もう脚本が悪いのか演出力の無さなのか想像力が無いのか時間制限アリだったせいなのか分かりませんね。 あと海のシーンが多いがほとんどがお粗末な出来でガッカリ。スローで躍動感の無い忍術関係も含め、CGは出始めの頃のレベル。「おっ」と思わせたのがカムイの中段回し蹴りでポッキリ折れた追忍だけ(でもアレはCGではなく人形と役者だそうです。ようは発想力なんでしょうね)。あの出来で「最新のVFX」と誇らしげに言ってましたが、もう言葉が出ませんね。アントニオ・猪木なら間違いなく「お前はそれでいいや!」と言うでしょう。 松本と小雪はスルーして、他は昔の日本人のように濃そうな人たち、ロケ地や美術、衣装などお金をかけた甲斐があって雰囲気だけは良かっただけに残念でした。 【ロカホリ】さん [映画館(邦画)] 3点(2009-09-30 22:00:42) |
1.《ネタバレ》 皆さんも書いてらっしゃいますがひたすらカムイが逃げるというだけの映画です。そこに主たるドラマはありません。辛抱強く観ているうちにどうやら終わりが近づいてきている悪い予感がして「まさか」と思っているうちに本当に終わりました。しかもいかにもパート2を匂わせるような終わり方で解決してない要素を残したまま。あまりにもムニバス的に話が分散するのでひょっとするとこの映画の主題にとって主たるストーリーは重要ではなく、繰り返し強調される忍びの世界の無情さや非情さとその対極にある普通の生活をイメージとして表現したかっただけなのかなとも思いました。豪華な脇役達を惜しげもなく殺してしまう決意があるならもう少し映画そのものの方向性をはっきりと決めたら良かったのではないかと思います。 【ことひき】さん [映画館(邦画)] 3点(2009-09-24 15:24:12) |