1.《ネタバレ》 子供を亡くした人の悲しみは他人では推し量る事ができないのだが
もし子供を亡くしたらこうなっちゃうのでしょうか。
例えば震災などで家族を亡くしちゃった人とかの事を考えると胸が締め付けられますが。
ただ物語の完成度でいうと高いとは思えなかった。
最初に知り合った女性の娘を加奈子の生まれ変わりと思いたい気持ちが痛いが
本当の生まれ変わりは、その友達の子供の男の子だったって、ちょっと都合良すぎというか。
輪廻が仮にあったとしても、星の数ほど人類が居る中で、そんなに近場で出会えますかね・・・
とか言うのは野暮なのだろうか。犬が導いてくれたと言う事にしたとしても。
最後、広末を救ったのが加奈子だったというのも不要な演出のような。
霊が電話って。とか思ってしまう。
ちなみに終始音楽がワンパターンで不快というか、場面にあってないと
思って居たら佐村河内守さんのようで。というか新垣さんかな?
ゴーストライター騒動がありましたが今回初めて聞きました。
物語を単なるホラーで終わらせずちゃんと着地させた所は良かったです。