4.女性の抱く子供染みた憧れ(変身願望?)に振り回される男の姿を、何故か徹底してシリアスに描いたミステリアス・ラヴ・ストーリー。こんな馬鹿馬鹿しい話を大真面目に作る、パトリス・ルコントという人のセンスが時々良く解らなくなる。こんなの、どー考えたってコメディの題材ですよ(つーか、コメディにもならんか?)。で、散々引っ張っておきながらこれで終わり? 「そりゃ無いんじゃないの?」ってのが本作を観た多くの人の感想だと思う。それに、本作当時で30歳を迎えようというシャルロット・ゲンズブールに、私は余り魅力も感じないので、本当に見所が無かったです、3点献上。