1.レンタルDVDを見て,おや,ラッセル・クロウがこんな作品に!と驚き,待つこと1ヶ月。ようやく借りることができました。開戦間もないWWⅡモノ,しかも空モノ,ということでついつい期待して見ました。それにしても,制作年を確かめなかったけどラッセル・クロウがえらく若々しい。当たり前だけど「グラディエーター」とは大違い。それに,悲劇の始まりって言うけど,誰も戦争で死なないし,戦争にも行かない。訓練中の事故は気の毒だったが,心身症で突入・自爆(迷惑この上ない)なんて気の毒を通り越している。女優さんも今イチ綺麗じゃないし,RAFのオーストラリア兵に対する差別を強調した訳でもない。戦争映画にも恋愛モノにもなり得ない代物。唯一の収穫は,デ・ハビランド・タイガーモスとかアブロ・アンソンなどというWWⅡ初期の英軍機の実機が映っていることぐらいか。特にアンソンは初めて見た。