7.《ネタバレ》 これは変則的ですが、『夢オチ』と変わらないですよね。まさかの夢オチかー。ずーとあのおっさんの頭の中を見せられていたとは。
『夢オチ』は何でもアリになるから嫌いです。
しかもこの作品、『多重人格者の頭の中での出来事』という壮大なネタバレをした後でも強引にストーリーが続きます。
いやー、ネタバレしたあとで、『実はロードも脱獄犯の一人でした』なんてサプライズされても・・・
バリスがピンチになってあたふたされても・・・実はティミーがって言われても・・・
もはや、どーでも良い。
真相がわかるまでは楽しかった。
動機やら犯人やらをいろいろ想像しながら見るのは面白いです。
『別々の人生を歩んでいた人間たちが、こんな形で偶然同じ場所に集まる・・・』っていうプロットも好きです。
そのいっさいがっさいを、一発で台無しにされた感じ。
どんでん返し?いやいや、これは『ちゃぶ台返し』でしょう。超ド級の反則技です。
でもレイ・リオッタの使い方は良かったですね。
レイ・リオッタ。もう存在がネタバレですからね。良いやつなわけないじゃん、ねぇ。
そのレイ・リオッタを隠れ蓑にしたもう一人の存在ってのは良かったですね。
まあですが、そもそもこのネタだったら、真犯人もクソもないんですけどね。
それが一番腹がたつ。