2.様々な問題を抱えた日本人一行が、万里の長城の麓で漢方の秘伝に触れ、自分を取り戻していくという癒し系ムービー…、というコンセプトだとは思うんですけど、何か説得力の無い「おもいッきりテレビ」みたいな仕上がり。群像劇のつもりなんでしょうけど、個々の登場人物やエピソードにインパクトが無いし、「病」を患ってるんだか直ったんだかもはっきりせず、有耶無耶のまま劇終を迎えてしまう。ノーマン・リーダスも、何の因果で本作に出演したのか解らないし(ま、元々大した映画には出てない様ですけど…)、折角の長城ロケも、こんな中身では活かし様がありません、3点献上。