6.思わせぶりな映像で期待させておきながら、まったく面白くなかった。 |
【のははすひ】さん [DVD(吹替)] 3点(2010-09-09 00:00:54) |
4.《ネタバレ》 妻投稿■私の嫌いな所謂「命の大切さ」を扱った作品。新聞でよく見るように通り魔によって人が殺されるたびに、その家族や恋人はその悲しみを一生背負っていかなくてはいけない。彼らに「命の大切さなんてありますか?」と答えたら「いいえ」と答えるだろう。そこには「命の大切さ」なんてなかったと思う。■私はこういう問題を「命の大切さ」という高みから「奇跡」という題目で論じる映画は好きにはなれない。こういう映画って「命を大切にしない悪い奴は死刑にしちまえ」と言って納得できる世間一般の人には「感動」という形で折り合いをつけるのに役に立つだろう。だが、当事者の方には「?」な映画でしかない。■この映画は「”命の大切さ”というものすら存在しない事実のなかで、どうもがいて行くか」という実は感動どころか究極のペーソスでしかない作業を、「観客に映画を見ている間だけでも一緒に…」という映画ではない。21g・・おもちゃの題材としてはちょうどいい重さなのかもしれないが、命の重さなんて実際は0g。映画の製作者さんたちは、この軽さに耐えられるのかな? 【はち-ご=】さん [DVD(字幕)] 3点(2010-06-29 03:23:23) |
3.重いテーマを扱っているだけあって映像に重みや雰囲気があり、その重みに敗けない俳優陣をキャスティングしているのはよいと思います。ただ無意味な時系列の入れ替えが不愉快でした。監督としての実力があるかのように思わせたいのなだとしたら逆効果ですね、ちょっとセンスがないです(と言いつつ次回作Babelには少々期待していますが)。また神様を信じて更生することや臓器移植が否定的に捉えられがちな視点で描かれているのは疑問に思いました。確かに宗教に縋ることですべてがうまく行くわけではないし、臓器移植の影には為す術なく回復への道を立たれた提供者と苦渋の決断の末に提供を決めた遺族がいるわけですが、こういった宗教や医学によって救われている人も多くいるということまでネガティブな方向に持っていっては欲しくなかったです。逆説的にメッセージを伝えようとする演出があるのか最後まで期待してみていましたが、そういった雰囲気もなく何とも救いようのない作品ということで終わってしまいました。 【Thankyou】さん [DVD(字幕)] 3点(2007-01-14 07:11:06) |
2.面白くないです。というか、理解できません。なんで話があっちこっち飛ぶの?単純明快にしろとまでは言いませんが、もう少し観客に親切な映画作りを心がけて欲しいです。何も伝わりませんでした。 【金子淳】さん [DVD(吹替)] 3点(2005-04-03 14:11:52) |
1.複数の人間の、それも過去や現在の場面が入り組んで登場するので、最初のうち何が何だかよく分からなかった。(こんな複雑な構成をとって、どんな効果をねらったのだろうか。)全体的には生と死について描かれているような気もしたが、いったい何を描きたかったのか分からない映画で、ただ後味の悪さだけが残った。 【駆けてゆく雲】さん 3点(2005-02-09 22:06:27) |