1.《ネタバレ》 シリーズもこのあたりになってくると迷走が加速。中盤から主人公をほったらかして、今回限り登場の人たち同士でシリアス復讐ドラマをやっちゃってます。とはいっても、公共物である橋をダイナマイトでふっとばしといて何のおとがめもなしで済むんですから、まあいいかげんなもんですが。マンネリ回避のためか、マドンナ初登場時に星が輝かないとか桃さんが最初と最後以外一番星に乗れなくなってるとか、色々小技は効かせてるんですが残念ながら面白さにはつながってきてません。インベーダーが出てくるあたりが、いかにも79年っぽかったかな。このシリーズは流行りものをすぐに取り入れるので(今回のマドンナもそう)、後年見れば懐かしめますね。ちなみにこの作品、東映系ロードショー時の併映は「ドランク・モンキー 酔拳」。ジャッキー・チェン主演作の日本初公開でした。