5.《ネタバレ》 いま見終わりました。。。ウーン。。。
この映画はなんと言うんでしょうか。アクションや付随する技術的な世界観などは現在の生物化学を元にして1分のスキも無く作ろうとしながら
肝心の映画としての創作部分の世界観や脚色や演出の部分がまるで取って付けた様な大味な作りに成っています。
だから見ていて違和感がどうしても出て来る感じでした。
新しさが無いんです。話の筋が読めてしまう。SF小説の手法をそのまま映像化したというかなんと言うか。。。
まあ、それは良しとしても主人公たちは70階のビルから落っこちてかすり傷だけで済んでしまう。重武装で追いかける追跡者達をあれよあれよとやっつけてしまう。
そして苦労して抜け出したエデンへ主人公達は仲間を助ける為に舞い戻ってしまう。
で、お決まりの正義は必ず勝つ。悪は滅びるです。
結局ハリウッド映画の十八番からはみ出さず
なんのカタルシスも無い作品に仕上がってしまいました。特にラスト辺りなどは酷すぎる。
未来観などは所々光る所が有るのにどうしても勧善懲悪に拘る余り
全てを台無しにしてしまっている。陳腐にしてしまっているのです。
なるほどこういう作りにすればアメリカでは受けが良い。興行収入が良くなる。
ですがもうそろそろ観客は「それ」に食傷している事を製作者サイドは気付くべきだと思います。
大作の割には厳しい点数に成ってしまいました。ですがブレードランナー世代である私にはこの映画は受け入れられませんでした。すいません。