4.忘れていく苦しさと、忘れられていく悲しさちゅう、若年性アルツハイマーを扱ったテーマはまあまあよかったんやけど、後半の悲劇を際立たせるために重要な前半のラブストーリー部分があまりにベタクサでひいてしもたし、中盤からの展開も正直キレイゴトのオンパレード。彼女が夫に対して宛てた別れの手紙にはさすがにウルッときてしもたんやけど、同じ韓国製の難病純愛ものである『八月のクリスマス』のようにもうちっと上品に描けんもんかねぇ……。 【幻の『モンスター』】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-12-18 15:58:09) |
《改行表示》 3. 少し想像力を働かせれば、この後の生活が悲惨になることは明かです。監督もこの映画を楽しんだ人もこの映画をラブストーリーにしたいのでしょうけれど、本当にそんな刹那的な態度でいいのか、私には疑問です。 【海牛大夫】さん [地上波(吹替)] 4点(2007-01-01 22:19:32) |
《改行表示》 2.《ネタバレ》 まず不服なのはラスト。一番描かなくてはいけないところに行き着く前に終わる。絶望的な「その後」は描かず、なんとなく濁して終わっていて中途半端。むしろそこからがチョルスの本当の試練の始まりで、一番丁寧に描いて欲しいところだったのに。 そんなラストなのに前半の出会い→結婚までが長い。確かに楽しい思い出シーンをしっかり描けば、それを忘れていってしまうシーンの悲壮感が増すとは思うが、その肝心の「忘れていく過程」も短いし、前述した通りラストが中途半端なので、前半部の懇切丁寧さに意味を見いだせない。それでもとりあえず意識的に「泣こう!」と決めて観始めたので、チョルスが置き手紙を読むシーンなど、個別に泣けるシーンはありました。 【ソル】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-11-23 22:32:40) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 ベタですね~。見知らぬ人のコーラを奪い取って飲み干してげっぷとか、手抜き工事とか、「君は家がないのか?明日から来なくていい」とか、「泣くなんて、親か国を失くしたの?」とか、ひったくり犯を殺人未遂後に放置とか、事情を知らないのに真摯に接してくれた元恋人を撲殺未遂とか、パチもののミッキーマウスの風船とか、そういうことばかりが気になって、もうひとつ感情移入できませんでした。「マンガ嫌韓流」を読んだ直後に観たのがまずかったのか... 【よしふみ】さん [映画館(字幕)] 4点(2005-11-23 22:22:35) |