7.《ネタバレ》 ストーリーに魅かれて見たのですが、期待していたものとは随分趣きが違いましたョ。『好きな人を手にいれるため、悪魔が願いごとをかなえてくれる。』てっきり、現実世界の中で、いろいろな奇跡を起こしてくれるものだと勝手に思い込んでしまった自分が悪いのですョ。まさか世界もキャラもすべて変わってしまうとわ、びっくりですョ。予想していたのとは全くちがう演出、これはやられましたョ。最も苦手なパターンですョ。途中で見るのやめようかと思ったョ。
次の願いを叶えさせるために、わざとうまくいかないように仕向けるっていうのは面白いアイデアですョ。ただそのやり口が卑劣でチープでしョ。『実は麻薬王だったョ。』『実はアソコがとても小さいんですョ。』『実はゲイですョ。』『実はリンカーンでもうすぐ暗殺されますョ。』そんなこと言い出したら何でもアリになってしまうョ。どう考えてもフェアじゃないョ。ずるすぎるョ。そんなのちっとも面白くないョ。第一、性格や知性まで変えてしまったら、もはや別人だョ。ラストは良かったけれど、好みに合わない映画だったョ。
あと、もう一つだけ言わせてョ。ビッグ・マックとコーラの注文は、契約書にサインをする前のやつだから、それをカウントするのはおかしいでしョ。