1.《ネタバレ》 自分もそのツタヤで借りてしまいました、ショボそうな危険を感じつつもB級の不思議な魅力に負けてしまうことがあるんですね。未だに新作が時々出るヘルレイザー・シリーズもネタ枯れのワンパターンと思いつつもついつい借りてしまう、おそらく世界観が事前にわかっているから観るのに抵抗がないんだろうな、きっと。余談はこのくらいにして本作『ケルベロス』、アメリカではテレビ映画として放映された作品らしい、もっと低予算でチャチなものを想像していたが俳優は映画出演もしているぐらいメジャーみたいだし、CGのケルベロスも思っていたよりも動きがスムーズで一応観られる出来ではあります。でも本作の目玉でもあるそのケルベロスがどこかの動物園から脱走したライオンですか?って感じで人に飛びかかってただ噛みまくるのみと芸がない。一応ケルベロスの尻尾がヘビになっているので襲う時に人に巻き付いたりするシーンもあるけど結局は首が3つあったってただ噛みまくるだけでは・・・。口から火を吐き出すとか魔獣らしい怖さをもっとアピールして欲しかったですね。