7.小ネタを寄せ集めて時系列をグチャグチャにして思わせぶりに仕上げていますが、どうも印象が薄い。結局記憶に残っているのは、M・デイモンの苦渋に満ちた表情だけ。「ボーン」のような派手な立ち回りを期待したわけではありませんが、もう少し盛り上がるシーンを見たかったかなと。映像より小説向きのストーリーですね。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 4点(2015-06-20 13:10:15) |
6.エリック・ロス脚本作品はとにかく長い。フォレスト・ガンプ、インサイダー、コールド・マウンテン、ミュンヘン、ベンジャミン・バトン、代表作はどれも2時間半前後の長尺です。例に漏れず本作も長いのですが、ベテラン監督が手掛けていた前述の作品群に対して、本作の監督を務めたのはロバート・デ・ニーロ。役者としては超ベテランでも監督としては新人同然であったため、案の定、脚本を追い掛けることに終始して冗長な仕上がりとなっています。上映時間は2時間47分なのですが体感時間はそれよりも長く、「そろそろクライマックスかな」と思って時計を見ると、まだ2時間も経過していなかったという笑えない状態となっています。興味深い題材を扱いながら、その面白みを観客に伝え損ねているのです。ソ連のライバルスパイなどは良い味を出していたんですけど、そういう美味しい部分に限って軽くスルーしてるし。そこに追い打ちをかけるのがマット・デイモンのワンパターン演技。デイモンは全編に渡って出ずっぱりで、しかも彼の役どころは思いを胸に秘めて多くを語らない性格(はじめての恋人は聾唖者という分かりやすいキャラ設定)。つまり、デイモンは微妙な表情のみで演技をしなければならないわけですが、彼の演技の引き出しはそれほど多くはなくて、終始難しい顔をしているだけという状態でした。何も語らず、同じ表情で固まっているだけのデイモンを2時間47分も眺めているのは正直つらかったです。同世代の俳優であれば、芸達者なエドワード・ノートンにでも演じさせた方が良かったように思います(鉄仮面を被り、一度も素顔を晒さずとも存在感をアピールした「キングダム・オブ・ヘブン」をご覧ください)。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 4点(2012-01-02 20:23:10) (良:1票) |
5.映画紹介のキャッチコピーにある『CIAなんちゃら』の文字だけに惹かれて鑑賞。オープニングを観て、頭にはてなマーク。一緒に鑑賞しているアイカタとの会話。「観たことない?」「あるかもしれない」。鑑賞開始30分経過。「観てないよね」「多分」。鑑賞開始2時間半経過。「観たことありそうだけど」「そう言えばなんとなく」。最後まで鑑賞して、観たことあった実感はあったものの、記憶率は3%未満でした。次回同じような事が繰り返さないといいな。 【ソフィーの洗濯物】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-09-06 00:05:09) |
4.《ネタバレ》 まぁとても丁寧な造り であるとは思います が、いかんせん長い おまけに長い割に大きな動きが無く …ちょっと退屈だったかな 時間の流れがあまり感じにくいのもちょっとマイナスかも 重厚な雰囲気は出てますが、いま一つ物足りない そんな印象でアリマス 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-03-04 23:58:28) |
3.非常に重厚かつ丁寧に作られている映画です。ですが。映画館での鑑賞なら別ですが、これを自宅で3時間観るには強い忍耐力を要する映画でもありました。自宅でちょっと何かをしながらの観賞では油断すると今彼らはどこで何をしていて、誰が誰なのか分からなくなります。吹替で観たのは正解だったかもしれない。全編通して雰囲気も音楽も重苦しくマット・デイモンの表情も終始深刻で思いつめたような表情で観ていて辛かったです。鑑賞後はやっと終わったか…。という気分でした。 【とらや】さん [DVD(吹替)] 4点(2009-10-18 23:03:39) |
2.とにかく長いですね。先は気になり最後まで観てしまいましたが、2度目は無いですね。ハラハラドキドキも少なく。 【お好み焼きは広島風】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-02-07 17:13:41) |
1.「重厚な作品」と評される事がその作品にとって褒め言葉かどうかは一概には言えないが、本作はとにかく「重厚」。明るさや軽さをうかがわせるシーンは殆ど無く、ひたすら諜報員の一生を追っていく。テーマ的に嫌いな部類ではないのだが、映画にはやはり「見せ場」というものが必要なのではないかと、こういう作品を2時間50分も観ると、さすがに思わずにはいられない。 【wood】さん [映画館(字幕)] 4点(2008-10-19 15:49:30) |