1.《ネタバレ》 ゲイを公言することが正義で、反対することが悪という、その言い分は大体は納得なんだけど、反対する人たちだって人間的な葛藤はあったでしょうに…そこをほとんど描かず、視線はゲイ側からのみ。ムーブメントをとらえた映画として見方が一方的なのに辟易しました。ま、ぶっちゃけて言うと「軽く頭が悪い」映画です。
が、ショーン・ペンは素晴らしい!ホントに、よくいるタイプのオジサンオカマ。役にずっぽりとはまっていて、だからこそ芝居にウソがなく、感情の動きに素直についていけます。このショーン・ペンを見るだけなら1800円は高くありません。