エッセンシャル・キリングのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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エッセンシャル・キリング

[エッセンシャル・キリング]
ESSENTIAL KILLING
2010年ポーランドノルウェーアイルランドハンガリー上映時間:83分
平均点:5.62 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
アクションサスペンスアドベンチャー
新規登録(2011-09-06)【lcs】さん
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監督イエジー・スコリモフスキ
キャストヴィンセント・ギャロ(男優)
エマニュエル・セニエ(女優)
脚本イエジー・スコリモフスキ
製作イエジー・スコリモフスキ
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2.《ネタバレ》 映画を純粋にアートとして撮るという意識で創られた作品を否定はしないが(そいいう映画のなかにこそ記憶に残る作品が多い)、それでも大前提として必要最低限の面白さがなければ僕は駄目だと思う。監督の前作がその意味において、なかなか良作だっただけに、それに比べれば今作は残念ながらぎりぎり鑑賞に耐えうるレベルに達していない。ぶれない姿勢やこだわりの映像美は確かに認めるけど、正直良い作品とは思えない。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 4点(2012-06-06 14:23:40)
1.日米の予告を見る限りではソリッドなサバイバルアクションをイメージしたのですが、その内容はサスペンスアクションというよりも微妙なアート映画。”言いたいことは分かるんだけど、ねぇ…”という、「シン・レッド・ライン」を見た時と同じような印象を持ちました。主人公は名前も明かされず(エンドクレジットでようやく「ムハンマド」という名前が確認できる程度)、その人生も仄めかされる程度で、話の発端となる峡谷にいた理由も不明。会話をさせると観客にバックボーンを推測されてしまうという監督の判断からセリフは一切なく、それどころか性格すら持たされていません。ただ「生き延びる」という本能だけを持った真っ白な存在として描写されており、映画からはドラマ性が完全に排除されています。「ランボー」を彷彿とさせる前半部分にはそれなりの緊張感や視覚的な刺激があるのですが、追手の姿が見えなくなり、主人公の生存に的が絞られる後半部分にはとにかく退屈しました。この作品の言いたいことは”Essential Killing(必要不可欠な殺し)”というタイトルですべて片が付いています。「主人公は善人ではないし、惨い殺しもやるが、すべて生存のために必要な行為だった。君らは彼の行為を否定できないだろ?”生きる”ってのはそういうことなんだよ」、こういうことなのでしょうが、映画としてのサービスがあまりに欠けているため、ちっとも面白くありません。。。なお、本作はヴェネツィア映画祭で審査員特別賞を受賞しているのですが、「各部門につき受賞作品は一作のみ」というルールを曲げ、審査員長だったタランティーノの一存で与えられた受賞であることは明記しておくべきでしょう。「オールド・ボーイ」のカンヌ映画祭審査員特別グランプリ受賞もそうでしたが、自分の好きなジャンルに極端に肩入れして何か賞を与えようとするタランティーノは、映画祭の審査員には不向きな人であるように思います。
ザ・チャンバラさん [DVD(字幕)] 4点(2012-01-28 19:53:06)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 5.62点
000.00%
100.00%
2112.50%
300.00%
4225.00%
5225.00%
600.00%
7112.50%
800.00%
9225.00%
1000.00%

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