1.《ネタバレ》 続編ということなので、前作よりは
幽霊の出方を派手にしなきゃならない、
という思いはわかるのだが、そのせいで
完全に「お化け屋敷」みたいな感じに
なってて、幽霊的な怖さはなくなったように思う。
主人公が映画学校の学生で、
「グレイヴ・エンカウンターズ」は本物の映像なのでは
ないかと考え行動する展開になっているのだが、
そのせいか後半では幽霊が「映画を完成させろ」と
文字で訴えたり、複数のカメラを宙に浮かせて
そのカメラの映像でシーンを見せていったりと、
作りが映画的になってしまいリアリティがない。
やっぱり、モキュメンタリーっていうのはそのリアリティが
売りである手法だと思うので、そのリアリティを損なう
要素は眉唾物であろう。