4.ジャッキーがコミカルアクションを見せる前の初期作品。
カンフー映画の古典とも言うべき内容で、ストーリーもかなり真面目。
ジャッキーは若いというか、顔が違うということでちょっと話題になった作品だった。
監督のロー・ウェイはブルース・リーの映画も撮っていたが、お話をまとめるのがうまい。
この映画でも単なる復讐劇には徹しておらず、単純なストーリーを飽きさせずに
鑑賞させる工夫がなされている。修行の段階で登場する木人と呼ばれる武道人形も
インパクトがあってアイデアとしては面白い。設定自体に目新しさはないけど、
古いカンフー映画の中では、まあ出来のいい作品だと思う。