6.《ネタバレ》 まず、ハンフリー・ボガート シブい俳優さんなイメージありましたが、さえない・ちょっとひょうきんな(カバ・さるの真似は笑えますねー)中年役を違和感なく演じてます。さすが名優といったところでしょうか。で、お相手のキャサリン・ヘップバーンは、ちょっと堅い感じでしたが、いい演技であったと思います。現代的な視点で観ると展開にかなり厳しい部分はありますが、ドイツ軍の演出など、ある意味戦後の状況がうかがえる造りであると思います。 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-02-15 19:48:28) |
5.ほとんどは川下りをしながら2人がああだこうだ喋っているシーンであって、これだったらわざわざ川まで行かなくても、室内劇でも成立しちゃうんじゃないだろうか。いろんな危機の類も、関連性なく流れているだけなので、スリリングさがありません。汚れた格好でも笑顔は眩しいキャサリン・ヘップバーンに4点。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2008-12-26 21:26:28) |
4.《ネタバレ》 けして若くはない二人の男女に降りかかる危機また危機。といっても目的を阻止させられるという意味での危機であって、その目的に必然性を感じ得なければ見ている側はどうしたって「この二人はアホか」となってしまう。しかし戦争の記憶がまだはっきりと残された当時のアメリカ合衆国ならば、軍人でもなく若くもなく強くもないアメリカ人のこのミッションインポッシブルには大いに沸いたのではないだろうか。ドイツ兵をとことん悪者にしたアドベンチャー映画にハラハラし、不器用な中年男女の恋愛にヤキモキし、二人の目的のその突拍子のなさに驚き、ラストで拍手喝采。そうゆう意味では時代を考慮しなければいけない作品で、普遍性にはかなり欠ける作品といえる気がします。仮に目的が「戦う」ではなく「逃げる」ならば今でも楽しめるような気がしますが、それだと当時は全然受けなかったでしょう。 【R&A】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2007-01-17 16:34:52) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 主人公は復讐のために河を下ります。その過程において、最初はいがみ合っていた男女が、互いに惹かれあっていく。本作はシンプルでわかりやすい構成を取っています。しかしあまりにもあっさりしすぎてはいないでしょうか。主人公二人の場面がずっと続くにもかかわらず、心理の葛藤にはほとんど触れられていません。例えば、標的がどれだけ強力であるかを思い知ったときの絶望。男との幸せを手に入れた女が、兄の復讐のためとはいえ、死地に向かうことに対して覚えるためらい。信仰の影響。そして男の方にも、おんぼろとはいえ、愛船を失う悲しみがあるはず。しかし、こういう感情を伺うことはできず、不可能と思われていた急流下りや、爆撃にも比較的あっさり成功してしまう。そのためカタルシスが薄くなってしまってます。アフリカの環境はうまく表現できていますが、ドイツ軍をもうちょっと力強く描かなければ・・・。 【円盤人】さん 4点(2004-08-25 23:55:54) (良:1票) |
2.話の途中で、招かざる船客だと悟った私は、さっさと下船して二人を見送るしかなかった。 【トバモリー】さん 4点(2004-04-08 17:18:12) |
1.昔の作品として見ればいいのかもしれないけれど、やはりストーリーやアクション(?)の単純さなどが気になる。先が読める作品は退屈する。 【kyo】さん 4点(2003-02-03 17:33:23) |