8.《ネタバレ》 「最後の」という完結編にも関わらず、90分足らずなので軽く見れます。
前作の後に結局人類は核を使ってしまったようですが、街は滅んでしまってもシーザーは元気に生きているということは、このシリーズの人間達は余程無能なのでしょう。
3作目のレビューでこのシリーズは無限ループと表現しました。しかし、10年振りぐらいに見ましたが、印象が変わりました。このまま第一作目に繋がる可能性はまだ残ってはいますが、ラストを見る限りは違う未来になるかと思います。
このシリーズは日本人に対しての皮肉だとか、核戦争に対しての警鐘だとか、黒人奴隷差別問題だとか、ベトナム戦争批判だとか、考え過ぎれば様々なメッセージがあったかと思いますが、最後は人間も猿も共存できるという明るい未来を示しつつ終わります。
ただ前作に続きシーザーが主人公であまり時が過ぎてないのにみんな急に喋れるようになり過ぎ…いや、そういうことは気にせずに力を入れずに軽~く見るべき作品です。