7.《ネタバレ》 日本で公開されたんですか?これは思いっきりアニメで馴染んだ層向けで、日本で公開する代物じゃないと思ったんですけど。カートゥーン・ネットワークで放映あったっても、チキチキマシンなんかに比べたらえらいマイナーですよねえ。アニメはいかにも子供向けの、たわいないお化けもの?ですが、アメリカ本国では日本で言えばドラえもん級の長寿人気アニメだったようで。私の住んでる(非常にアメリカナイズされた)国ではケーブルのCNみならずローカル局でも放映があり、キャラクター・グッズなんかもよく目にするし、知名度は高いのですが、人気はそこそこ。それでも子供と一緒に観たりして、アニメに馴染んでいれば、キャラやミステリー社についても知ってるわけで、ヴェルマ結構可愛い子使ってるじゃん、と感心したり、スコービーやっぱ本物の犬じゃ無理か~なんて、CGの動きをアニメと比べたりのそれなりの楽しみ方も出来るわけですが…。出来上がったキャラを知ってることが前提なんで、馴染んでないと子供でもつまんないんじゃないかと思います。
で、一応アニメに少しは馴染んだ身としてレビューすると、映像的には結構頑張ってると思うし、4人組のイメージもまずまずです(シャギーはもう少し普通っぽい方がいいかな)。でも、笑い損ねる(笑)ギャグが多く、スクラッピーを悪者にしちゃった(←ここネタバレ)ストーリーもなんだかなあ~という感じ。子供も観てましたが、笑ったシーンは数えるほどでした。ラズベリー賞というほどではないと思うんですが、ノミネートされたってのは、本国の元のアニメファンにも受けなかったってことですかね。ちなみにローワン・アトキンソンにはあとから言われるまで気付きませんでした。ついでに言うとサラ・ミシェル・ゲラーも呪怨ハリウッド版で見てたけど、同じ女優と気付きませんでした(汗。