3.中村主水が主役で、必殺の劇場版である以上、
劇場版ならではの新しい登場人物や要素を入れるのは当然としても
もう少し当時の必殺シリーズの空気を残してほしかったですね。
特にクライマックスの仕事シーンは仕事人1人1人の見せ場が無くなっており全く別物になってしまっていました。
暗闇の中、ターゲットを待ち伏せるところから始まり人知れず華麗に冷徹に仕事をこなしまた暗闇に消えていく。
この一連の所作、これこそが仕事人シリーズの様式美だと思うのですが、あそこまで大騒ぎしてしまうとねえ。
中村主水以外のレギュラーの登場も中途半端で出番があまりにも少ないのも残念。