1.《ネタバレ》 はっきりいってアクション映画と見れば大変面白いです。
ストーリーもわかりやすくてまさに娯楽作であり、緊迫感も味わえます。
でもねぇ・・あまりにも主役が身勝手すぎで腹立ってきた。
ドイツ軍に自分以外の乗組員を殺され復讐に燃え、
戦争が終わってもその潜水艦を爆破するのはいいんですが、
世話になった地元の人々まで巻き込み自分だけ復讐。
これもアクションが面白かったので許しましょう。
最終的には「激突!」のタンクローリーと化したひつこい悪魔に。
これも切れ映画の面白さということ許しても、
ラストが・・
ネタバレ
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逃げてるんじゃないっ!?
玉砕覚悟でたったひとりで復讐なら「おおっ」と思うのだけれど、
逃げたの見た・・「フロドかお前は」
そして「戦争が好きなんだよ」というわりに、
あまりにも最初は優しい顔をしている・・
こういうやつが実は怖いと思う。
まあ映画なんだからとアクションは堪能できたんだけど、
喧嘩両成敗、復讐のあとに残るものとか、
後味が悪いことを期待していたのが間違い。
P・オトゥールは碧眼なので怖い顔はホラーです。