3.《ネタバレ》 久しぶりに観てる最中に眠くなる映画にあたってしまった。
マンガのほうは少しだけ読んだことあるんで多少は基礎知識もあったんだけど、むしろあったから混乱した。
「3つの選択」って絶対そのとおりにしなきゃいけないんですよね?
マンガとかだと「呪い殺すのは必ず一人よ」とか言って、そのルールの中で色々思案しながら人それぞれの結論を出すってのがこの話の魅力なのに、この劇場板はラストで工藤(大沢たかお)が「おれは自分自身を呪う」ってのは「現世の人間を一人呪い殺す」っていうルールを簡単に破ってしまってて、けっこう興ざめしました。現世じゃないし。
なんかそういう大事なストーリー設定を簡単に壊してしまったことがものすごく残念。
観てるほうは「それってありなん?」みたいな感じでそのことばっかし気になって映画が楽しめなくなる。
もひとつ言いたいのが、イズコってもっと絶対的なものと思ってただけに、あっさり人間の女に殺されてしまったのはなんかすごくがっかりでした。あ、そんなもんなんや。って感じで。
色々趣向を凝らしすぎて失敗したって言うよくあるパターンですかね。基礎知識がなかったらもっと楽しめるのかな?みなさんのレビューを見てるとそうでもなさそうだが・・・。