3.もうさすがにネタ切れなんだろうか。4作目となり、「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3」よろしく西部劇の世界に原点回帰し、1作目の前日談として描いたことは評価できるが、如何せん緊迫感が薄れてしまったのが残念だ。1作目から脈々と受け継がれてきた「チープだけど、迫りくるグラボイズの恐怖」が、本作では微塵も感じられない。倒し方もスケールダウンしているし(過去の話なんだから当たり前だけど)、これといった見せ場も見当たらない。ただ前半の炭鉱で襲われるシーンだとかは「ラドン」を思い出させてくれてちょっと嬉しかったけどね。